年度別チャレンジャー一覧

結論としては、この一年で、国内での順位を約10位上げることができた。（代表選考一次レースの順位、2018年冬：14位、2019年冬：5位）フィジカル指標のエルゴ2000mタイムは5秒縮まり、ボートの自己ベストを10秒更新した。年間を通して、新しいコーチ・練習理論・練習環境・各種測定を求め続け、情報を広く収集できた。収集した情報や人脈の中から、効果が高いもの・今必要なものを取捨選択し、資金を活用して積極的に取り入れることができた。人生の中で一番、自分の頭を使って判断をし、攻めの戦略を取り続けた一年だった。つい先月も、新しいフィジカルトレーナーを紹介してもらい、今もエルゴの練習のタイムは毎月自己ベストを更新し続けている。全ては3月の代表選考と、その先にある東京オリンピックのためであるが、そのためにはこの先も自己ベストを更新し続ける成長ペースが必要である。この一年で得た攻める姿勢と緻密な練習PDCAを回す力をより一層高めて、ラストスパートをかけていきたい。必要だと判断したものをすぐに取り入れることができたのは、この助成金のおかげであり、私の成果はとても多くの人に支えられていると感じている。また会社に対して、最初は勤務時間で融通を利かせてもらうなど、支えられる一方だったが、後半では自分の活動を部署内外や社長にも情報発信をし、レースや大会に招待したり、少しでも価値を与えられるように努力した。努力と成果で報いることはもちろんだが、それ以前に、活動報告や各種連絡がいつも遅く、周囲に大変な迷惑をかけてしまったことは大いに反省したい。社会人として当然のことを当然にできるようになってから、その先のスポーツに取り組むべきだと思った。