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2016年8月2日

平成28年度YMFSスポーツチャレンジ助成審査委員長奨励賞(代表権獲得)表彰式

平成28年度YMFSスポーツチャレンジ助成審査委員長奨励賞(代表権獲得)表彰式

8月2日、東京・丸の内で「平成28年度YMFSスポーツチャレンジ助成審査委員長奨励賞(代表権獲得)表彰式」を実施しました。

審査委員長奨励賞は、YMFSスポーツチャレンジ助成のチャレンジャー(助成対象者/OB・OG)の中から、当該年度に特に顕著な成果を残した者を称えるとともに、今後のさらなるチャレンジを奨励する表彰制度です。表彰式では、受賞した8名のチャレンジャーへ浅見俊雄審査委員長から個別に表彰状が贈られました。


選手のコメント

辻 沙絵(体験10期生 障害者スポーツ/陸上・中短距離)

11年間ハンドボールをやってきて、昨年の3月から陸上を始めた。パラリンピック・リオ大会では100m、200m、400mの3種目に出場するが、まだ粗削りなのは自分でもわかっている。400mは今年の冬から始めたばかりなので難しいと思うが、100mと200mではファイナル進出を目標としている。義手をつけ始めたが、ずっと使っていなかった右手の可動域が足りずにまだ調整・改良の段階。初めてのパラリンピックでわからないことだらけだが、先輩たちの姿を見ながら暴れてくるつもり。


鈴木 徹(体験9期生 障害者スポーツ/陸上・走高跳)

シドニーで6位、アテネで5位、北京では4位とメダルにあと一歩届かない状況が続いてきたが、日本の代表として、そしてYMFSチャレンジャーの代表として、思い切り跳んだり跳ねたりしてくるつもり。リレーの練習で鎖骨を折ってしまったが、これまでもケガのあとに好記録が出ているので自分自身はポジティブに捉えている。走高跳では北京以上の成績、2m05以上の記録で3位以内を狙っている。リレーは走高跳と日程が重なる可能性があるのでどうなるかわからないが、出場できればメダル獲得に貢献するつもり。いずれにしても良い準備をしてリオに向かいたい。


芦田 創(体験8・9期生 障害者スポーツ/陸上・走幅跳)

2期連続で助成していただいたが、8期生の時は自分でも迷走していたと思う。9期生の時に400mから走幅跳に種目を変更して、ここからリオへの気持ちが定まったと思う。世界選手権で6位に入賞し、世界ランキングも6位まで上がってリオに選考された。世界記録とはまだ24cmのギャップがあるが、これは埋められない差ではないと信じている。上位はアメリカと中国の選手ばかりなので、僕が日本人としてここに割って入りたい。もちろんメダルを狙っているが、チャレンジするからには一番いい色のメダルを獲りにいき、3月の成果発表会では笑顔で胸を張って報告したい。


田中 康大(体験8期生 障害者スポーツ/水泳・平泳ぎ)

リオ・パラリンピックで頑張ってきます!(康大選手)
2013年のIPC水泳で銀メダルを獲得したが、他の選手たちがタイムを上げている中で康大だけがタイムを落とした。そこからまた頑張って2014年は良いトレーニングや試合ができたが、2015年にいろいろなことが起こり競技を続けることが難しくなってしまった。「やめたい」と言う彼をどうにかプールに引っ張り出して、たくさんの種をまき、たくさんの水をやった。その過程には水をやりすぎてしまったこともあったが、苦しみながらどうにかここまでたどり着いた。リオでの成果はこれから1か月の頑張り次第。楽しみなようであり、また不安でもある。(母・紀子さん)


佐藤 圭太(体験6期生 障害者スポーツ/陸上・短距離)

バイパルタイト推薦枠によって、本当にぎりぎりのところでパラリンピックの選考に滑り込むことができた。100mと4×100mリレーの2種目に出場するが、100mはまだ実力不足で世界記録とは1秒も離れているので、まず自己記録の更新を目標としたい。しかしリレーはメダルを狙っていく。ロンドン大会のリレーチームは4人中3人がYMFSチャレンジャーだったが、今回は全員がヤマハのファミリー。必ずメダルを持ち帰って、浅見先生の首に4つのメダルをかけたい。それを実現できるように最高の準備をして全力でぶつかってきます。


副島 正純(体験4期生 障害者スポーツ/陸上・車椅子マラソン)

世界のレベルがどんどん上がっている。今シーズンに入ってから東京、ボストン、ロンドン、ソウルを走ってきたが、これまでマークしていなかった選手が上位に絡んでくるようになった。リオ大会はビーチに沿ったフラットな直線を往復するコースと聞いているので、集団がバラけにくくなることが予想される。どこで誰が仕掛けてくるのかまったく予想がつかないが、だからと言って自分の走りを曲げるようなことはしたくない。いままでどおり攻めの姿勢を貫いてレースをするだけ。北京では最後の最後、ロンドンでは序盤にトラブルがあってメダルには一歩届かなかった。その経験を活かして悔いのないレースをしてくる。


多川 知希(体験2期生 障害者スポーツ/陸上・短距離)

北京、ロンドン大会と出場して、リオが3度目のパラリンピックとなる。ロンドンでは100mで5位、4×100mリレーでは4位と自分なりに満足の結果だった。100mは決勝進出が目標となる。決勝レースを走ってどうにか扉を見つけ、その扉を開けるきっかけとしたい。一方、リレーはロンドンとメンバー構成が変わるが、合宿を重ねてバトンリレーの精度に磨きをかけている。自分のところで失格(バトンミス)となってしまった北京パラリンピックの悔しさをまだ覚えている。リオでは日本のチームワークの良さを存分に出してきたい。


山本 篤(体験1期生 障害者スポーツ/陸上・走幅跳)

10年前、まだ大阪体育大学の学生だった頃、縁あってYMFSの助成をいただけることになった。それから10年の間にたくさんの仲間ができて、障害者スポーツを取り巻く環境もずいぶん変わった。このチャレンジ助成によってたくさんの選手がより良い環境でチャレンジできていることに、すべての助成対象者を代表して感謝したい。今日もそれぞれが決意を語ったが、みんなメダルを持ち帰ると豪語している。そのメダルをすべて浅見先生の首にかけるつもりで全力を尽くしてくる。本日、審査委員長奨励賞をいただいて、またこうしてたくさん方々に激励されて、勝ちたいという気持ちがさらに強くなった。ぜひパラリンピックに注目し、日本から声援を送っていただきたい。


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