活動レポート

校長日記・葉山教室からのメッセージ

2014年、さらなる飛躍を期待して

レポートをPDFでダウンロード2014.1.30

ジュニアヨットスクール葉山校長/箱守 康之


2014年を迎え、早くも1ケ月が過ぎようとしていますが、当スクールも1月5日に安全祈願、午後からセーリングをスタートさせました。「校長日記」も長らくご無沙汰しておりましたが、寒さが続く中、元気にスクールをスタートしていますが、1月の活動に関して報告します。

1月12日には、寒風の中、3名の生徒がヨットレースにも参加しました。

参加した子供たちの年賀状には、それぞれの目標や抱負が書かれていましたが、そのうちの1人は参加する大会で「優勝する!」と目標を掲げていました。昨年4月に入校し、技術的にはまだ発展途上ですが、「競争心」「負けず嫌い」の気持ちは人一倍強く持っているようです。今回のレースでも上位を帆走中に沈(転覆)を繰返し、結局フィニッシュできず、ひっくり返ったヨットの上で悔し泣きしていた姿が印象的でした。このように「自ら掲げた目標を達成するための試練」「目標に向かって精一杯頑張っている姿」を目にすると、その手助けができるようしっかり導いていかなければと、決意を新たにします。

また、本年3月に海外研修に参加する上級生(クラブ生)からは、主催者に提出する「研修に向けての抱負」が届き、その文面からは「しっかり目標を持って参加する」意思が伝わってきました。本研修に参加する1名は、昨年暮れに同世代が集う合同合宿に自らの志願で参加し、強風と大波の中、数十回の沈を繰返し、またセールを切裂くようなコンディションの中、「技術の未熟さや、もっと頑張らなければ……」と、身を持って多くのことを経験したようです。もう1名は、年賀状に「2020年東京五輪を目指しましょう!」と記したように、ぜひ今回の研修で多くの体験とグローバルな感覚を学んでほしいと願っています。

スクールには、現在27名の生徒が在籍していますが、厳しい寒さの中「セーリングしたくない症候群」に落いる子供たちも少なくありません。冬の寒い中、肌を切る北風と冷たい海水で手も赤くなり、それでも「しぶきに濡れるのが楽しい」という子はいないでしょう。しかし、決められた練習日に元気に集まってくる子供たちを見ていると、「みんな頑張っているなあ」と感激、そして指導者が元気をもらうことがあります。

指導者として、参加するすべての子供たちが目標に到達できるよう、そして大きく成長できるよう、子供たちの目線で、しっかり指導をしていきたいと思います。

本年も子供たちが逞しく成長できるよう、指導者一同、全力でサポートを行なっていく所存であり、また子供たちの活動等もレポートしていきたいと思います。すでに生徒たちは目標に向かってスタートしていますが、本年も新しい風を吹かせられるよう、「質の濃い」活動を行なっていきます。


海外セーリング研修に向けての抱負

《参加者A君》

シンガポールでの研修は、いろんな意味で、私にとってとても大きなチャンスだと思います。まず、一番重要なセーリングについてです。日頃指導いただいているコーチによれば、シンガポールのジュニアセーラー達は、とてもレベルが高いそうです。私はヨットを始めてまだ2〜3年しかたっていないので、彼らとの練習で、ついていけるか、とても心配です。ただ、彼らとともに帆走することで、技術を身につけ、少しでも多くのことを吸収し、日本に帰ってきたいと思います。

チャンスの二つ目は、コミュニケーションの能力を身につけることです。正直私は英語が得意ではありません。すべての科目の中で最も苦手かもしれません。これまで習った英語が通じるのか、聞き取れるのか、とても不安です。両親と離れて海外に行ったこともなく、また英語の授業以外で、言葉の通じない海外の人とコミュニケーションをとるのも初めての経験です。

ただ、今や英語は世界共通の言語です。今回の研修で、少しでも意思の疎通を図ることができれば、今後の英語の勉強や自分の人生にとても自信が持てるようになると思います。将来、きっと海外を一人で旅行することがあると思います。あるいは、仕事で英語を使わなければならないことがあるかもしれません。何より、このままヨットを続けていけば、世界中のセーラーと仲間になるチャンスがあるはずです。今回の研修で外国の人となんとか話をする努力をすれば、その経験が将来きっと役に立つはずです。シンガポールでは、自分から積極的にいろんな人に話しかけるようにしようと思っています。たとえうまく伝わらなくても、その失敗をばねに、今後の英語の勉強に努力したいと思います。

チャンスの3つ目は、シンガポールという国そのものです。父親から、シンガポールは今やアジアの経済の中心で、すごい勢いで発展している国だと聞きました。世界中からいろんな人達が働きに来ていて、活気のある国だそうです。そうした国を見ることができ、その国で暮らす人たちと知り合うことは、将来どんな仕事に就くとしても、私にとって、とても大きな財産になると思います。今回知り合う人たちとは、日本に帰国してからもメールなどで連絡を取り合い、お付き合いを続けていきたいと考えています。

英語が苦手な私にとって、今回の研修は不安のほうが先に立つのは事実ですが、セーラーとして、また一人の人間として、成長できる素晴らしいチャンスです。チャンスを生かし、素晴らしい経験をして、たくさんの思い出を作ってきたいと思います。

《参加者B君》

僕は、海外遠征でヨットの腕だけを、上達させに行くのではなく、現地の人との交流、コミュニケーション、他国の文化などにふれてみたいと思い、参加を決意しました。 シンガポールでしてみたいことは、現地のヨットの練習方法、施設などを見学したり、文化に触れてみたり、現地の人と交流したりしたいと思います。

一昨年、韓国に遠征に行ったのですが、その時も韓国に友達ができ、また同じ日本人でも、友達ができたりとてもうれしかったので、友達もつくりたいと思います。




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