活動レポート

校長日記・葉山教室からのメッセージ

夏季期間に実施した水辺教育活動を終えて

レポートをPDFでダウンロード2011.9.29

ジュニアヨットスクール葉山校長/箱守 康之


「水辺教育プログラム」を通して
子ども達、保護者アンケートから見えてきたことは…。

7〜8月にかけて実施した本年度の「水辺教育活動」は、夏休み最後の「伊豆大島外洋帆走」をもって無事終了しました。(活動レポートはこちら)

この夏のプログラムでは、【安全講習会】で学んだ“危険を知って、自分の命は自分で守る”から始まり、【夏季合宿/水辺活動】では“セーリング技術向上に加え、セーリング以外の水辺活動プログラムを通し、規律正しい生活を通して自己完結力や協調性、助け合う心”を学びました。

また【外洋帆走】においては、“リーダーを中心にチームで役割りを分担し目標を達成する”ことを目的に大型クルーザーでの外洋帆走訓練として葉山から伊豆大島に向け、2隻のクルーザーに別かれチームごとで目的地を目指す子ども達にとっては大冒険のカリキュラムです。

特に保護者のアンケートからは、「集団生活や色々な体験から逞しさが感じられるようになった。」「伊豆大島外洋帆走を来年も継続してほしい。」との回答が全員からいただきました。

大型クルーザーの外洋帆走は、急激な天候変化、そして乗員の如何なる状況に遭遇してもその苦難を、リーダー中心にチームで乗り切り目的地に無事到着することにより、子ども達にとって大きな社会勉強であり、その達成感と充実感は日常生活で体験できない教育的要素が多くあると思います。

日常の学校生活でも、子どもを取り巻く環境変化に自らが対応できる能力が求められます。水辺教育活動から個々人の成長とその社会的存在をどの様に自らで築くかを学ぶ、良いプログラムと考えます。

体験した子ども達が自分自身で、「成長できた!!」と実感する夏季期間であったことでしょう!!


子どものアンケート抜粋

今回の体験をどんなことに生かしまた何を学びましたか?
  • 夏季合宿での時間厳守、集団行動で協力することの大切さを活かし、学校などでもみんなをまとめて 良いクラスにできるようにしたい。(中2)
  • 色々な体験で学んだ知識(川の特性、気象変化等)を、学校の授業で生かしていきたい。(小6)
  • 活動の中で1人ではできないことを、仲間と協力して頑張るということを学んだ。(小6)
  • 外洋帆走で前線通過後の風雨の中、外洋でどのくらい寒くなるか、どのぐらい波がかかるかもわかり、どういう服装をするかなど経験を積むことができた。(中1)
  • 外洋帆走では、船酔いで今年できなかった監視の「役割り」を来年はがんばりたい。(小3)
  • 協同生活(夏季合宿、大会参加)で仲間を大切にすること、そして次回は相手(仲間)の役に立ちたい。(中1)

保護者アンケート抜粋

「水辺教育活動」を体験し、お子様がどの様に変化したでしょうか?
  • レースやその前後の準備等において、何を準備するか等、最上級生の自覚と責任感がでてきた感じです。(中1)
  • 昨年、今年とリーダーを任されましたが、自分で考え行動するようになり、とても逞しくなった様に感じます。(中1)
  • 夏季合宿、外洋帆走に参加し天気・風・波などの気象について敏感に興味を持つようになりました。「海」を趣味としていることが自身のアイデンティティーとなったようです。ヨットの模型を手作りで「夏の宿題」として製作したいと取り組んでいます。(小3)
  • 外洋帆走で寒くなってから上着を着ても遅い。寒くなる前に準備する必要がある等、自然に対する理解や脅威を認識する意味においても、また集団生活やチームワークの経験の面でも水辺教育プログラムを継続していただきたい。(中2)
  • マイペースで競争心が低いため、レースには消極的でしたが、直前の合宿でもたくさんほめられた!!と喜んでおり、それが自信につながったのかは分かりませんが、大会では完走することができ、頑張ったんだなあと思いました。また普段ほめることよりもおこったりしかったりすることの方が多いのですが、話を聞きながら、むずかしいのですが改めて「ほめることの大切さ」を感じました。(小5)
  • 合宿やレースの前までは、「水への恐怖」がありヨットを嫌がっていましたが、夏季合宿で恐怖心を取り除くことができたことで、今はレースに勝ちたい。その為に練習を頑張ると考えが前向きに変わってきました。この気持ちを持ち続けられる様にサポートをして行きたいと思います。(中1)

以上、アンケートの抜粋を記載しましたが、水辺活動の運営に対する「厳しいご意見」「前向きなご意見」そして指導者とのミーティングでも多くの「達成に向けた課題」が見えてきました。




一つ前のページにもどる