活動レポート

カヌーやラフティング、川トレッキングで自然に学ぶ

レポート:箱守康之(校長)

2011.8.3

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ジュニアヨットスクール葉山では、夏休みの期間中、セーリングのほか、様々な野外活動をプログラムに取り入れています。今年も夏季合宿最終日の8月3日、スクール生たちは合宿地の浜松市の北部を流れる天竜川の支流において、カヌーやラフティング、川トレッキングを体験し、自然の美しさ、偉大さを体験してきました。

ジュニアヨットスクール葉山の夏季合宿は、7月31日から8月3日にかけて、静岡県浜松市、浜名湖に面した「三ヶ日青年の家」で行われました。合宿所に到着した31日の午後から2日まで、13名のスクール生たち(うち2名は福島県の“いわきジュニアヨットスクール”より参加)はみっちりとセーリングの練習に取り組み、それぞれの課題を克服しながら、めきめきと腕を上げていきました。

そして、合宿最終日の8月3日、スクール生たちは疲れも見せず、野外体験活動のプログラムに参加しました。

今年のプログラムは浜松市を流れる天竜川の支流・気田川でカヤックとラフティングに挑戦。さらに場所を変え、同じく天竜川の支流・白倉川で川トレッキングを実践するというもの。

合宿所を出発し、浜松市天竜区の秋葉神社・下社前の河原に到着すると、早速ウェットスーツに身を包み、ライフジャケットを着用、インストラクターからカヌーの取り扱いやパドリングの使い方のレクチャーを受けます。その後はラフトとカヌーにそれぞれ分乗しいよいよ出発。中継地点でラフトとカヌーを乗り換えました。

慣れない川の急流とパドリングに戸惑いながらも、スクール生たちは一生懸命に、根気強くカヌーを、そしてラフトを目的地へと走らせていきます。インストラクターの言葉を思い出しながら一人乗りのカヌーを操り、また、下級生と乗り込み指示を出しながら二人乗りのカヌーを操る上級生たちの凛々しい姿が印象的でした。

海、ヨットとは異なる川での危険回避などインストラクターの話に熱心に耳を傾ける

海、ヨットとは異なる川での危険回避などインストラクターの話に熱心に耳を傾ける

上級生と下級生でカヌーを漕ぐ。上級生たちにはリーダーシップが自然と身についてきた

上級生と下級生でカヌーを漕ぐ。上級生たちにはリーダーシップが自然と身についてきた

ラフティングは川下りのスリルだけを楽しむだけでなくチームワークも問われるレジャー

ラフティングは川下りのスリルだけを楽しむだけでなくチームワークも問われるレジャー


バーベキューの昼食で腹ごしらえをした後、午後からは川レッキングに挑戦しました。バスで片道40分の距離を移動して到着したのは天竜水系の白倉川。谷底へ続く遊歩道を降り、原生林が空を覆う暗い沢に出ると、いきなり2mほどの滝が落ち込む淵に行く手を遮られます。ここでもインストラクターの指示に従い、スクール生たちはチームで協力し合いながら淵を泳ぎ、岩を伝って滝を登っていきます。

岩の上に立つと今度は滝壺にダイビング。さらに川を登って自然の渓流が作るウォータースライダーにチャレンジ。水に親しむ術を知っているスクール生たちの本領発揮です。

合宿前に実施したスクールプログラムのひとつである「水辺の安全教室」を通して、スクール生たちは、「命の大切さ」や「自分の身は自分で守る」という考え方を学び、さらに今回のカヌーやラフティング、川トレッキングでは「危険を予測すること」や「仲間と協力し合うこと」「我慢強さ」を身に付けつつあります。

目的地に到着し、帰路につくバスに乗り込むスクール生たちの笑顔からは、夏の一日を大いに楽しんだ満足感と同時に、海や森、川といった大自然に親しむものだけが放てる頼もしさを、ほんの少し、漂わせているように見受けられました。

カヌーのベースでバーベキュー。共同生活の中で様々なことを身に付けていく

カヌーのベースでバーベキュー。共同生活の中で様々なことを身に付けていく

危険だからと避けるのではなく、自然に親しむことで身の守り方を身に付けつつある

危険だからと避けるのではなく、自然に親しむことで身の守り方を身に付けつつある

渓流の岩肌をウォータースライダーのように滑り、楽しむスクール生

渓流の岩肌をウォータースライダーのように滑り、楽しむスクール生


ムービーレポート




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