保護者のみなさまへ

体力測定や技能検定に基づいた指導、生活習慣にも気を配ります。


報告システム

年間を通して2回行われる体力測定や技能検定、さらに日々の練習を通じて、生徒一人一人のレベルを把握し、目標設定を行い、練習に活かします。体力測定や技能検定の結果、また取り組み姿勢や成長記録などは保護者の皆様にご報告し、ご家族間でのコミュニケーションに活かしてしていただきます。


体力測定

年2回行う体力測定の結果。継続的に測定し、日本体育協会公認のアスレチックトレーナーが分析を行い、セーリングに必要な体力を付けていくうえでの指針としています。


技能検定

年に2回行われる技能検定の結果をお知らせします。それぞれの項目に対しての評価を記録し、次なる練習の目標設定に役立てていきます。


年間活動計画

前期および後期に生徒一人一人の活動計画を作成します。目標設定とそれを達成するための指導方法を作成。秋の体力測定と技能検定の結果で半期を振り返り、必要に応じて指導法の見直しも行います。


年間活動報告書

1年間を通じた生徒一人一人の成長記録です。目標に対しての達成度を生徒自身の振り返りとコーチの評定でまとめています。


在校生の保護者の皆様からの声

アンケート調査実施の目的

当スクールでは、毎年期末に保護者アンケートを実施して、日常生活において「子どもたちがどのように変化しているか?」を指導目的とカリキュラムに照らし、その結果を評価しています。また、一昨年より新たに「生きる力」(IKR評定)を参考に心理的社会的能力、徳育的能力、身体的能力の項目からセーリングで培う能力17項目を設定し、保護者を対象に調査アンケートを実施しました。さらに、生徒別に実施する自主性診断検査(DTI)と保護者アンケートを精査して成長変化を分析することで、「どの項目でどのような指導が効果的であったのか?」「なぜこの1年間でこの項目が成長できなかったのか?」等、個人ごとの成長に貢献できる取り組みを継続して実施しています。また前年度と同じ設問を行なうことで、前年との比較を行ない、スクール指導、運営全般の検証も行なっています。

(YMFSジュニアヨットスクール校長 箱守康之)



スクールが指導する体・心・技・海洋知識に関する状況についてN=32(保護者回答)

スクールが指導する体・心・技・海洋知識に関する状況について

1年間を通し「想像性(創造)」<46.9%>を除きその他の項目で『あてはまる』と感じている回答でした。「自律性」から「自然への関心」までの10項目は、80%を越える数値を示されました。しかし「競争心」(53.2%)は、低学年の生徒保護者の数値も含めていることで、50%強の低い数値を示しました。

また10項目では、「まったくあてはまらない」との回答を含め、全ての項目で「あまりあてはまらない」回答もあったことは、今後の改善課題でもあると考えます。

小学2年から高校3年までの幅広い年齢差での総括では、各項目に対する保護者の回答に見解の相違もあり、小学(低学/高学年)、中学、高校と区分けすることも今後の検討課題です。

過去3年間の経年比較(2014年、2015年、2016年)

過去3年間の経年比較(2014年、2015年、2016年)

昨年との比較において「よくあてはまる」が向上した項目は、「自律性」「自助、共助」「相手を思いやる心」「自ら体を動かす運動」「自然への関心」「競争心」「活発な行動力」の7項目となり、昨年は2項目に留まったのに対し改善する結果となりました。

一方で、「あまりあてはまらない」「まったくあてはまらない」の回答では、「表現力、自己主張」が前年より大きく減少する傾向となりました。これは、自分の考えや意見をしっかり言う事を意識的に指導してきたことによる効果と見ております。

また小学生低学年から自ら体を動かす「運動の習慣」、及びセーリング練習で「自然への関心」が目覚める傾向が見えてきました。

「自律性」では、「良くあてはまる」が前年より向上する結果となりました。自律性は、DTI検査の結果を踏まえ、子ども本人が示す結果と保護者が客観的に子どもを観察する数値とでは、違いが出ている傾向と考察します。

「リーダーシップ」は、昨年の「よくあてはまる」は0%でしたが今回は、6.3%へ増加する結果となりました。

「競争心」は、「よくあてはまる」が昨年より2倍以上に増えましましたが、競技大会への参加が増えてきたここ数年でも「あてはまる」が未だに50%に届いていない事は今後の指導法に改善が必要と考えています。

活動の評価N=32(保護者回答)

活動の評価

概ね『大いに満足』『やや満足』という回答ですが、昨年比より全ての項目で「大いに満足」が減少の数値となりました。

セーリング練習に於けるコメント
  • 生徒の性格に応じて、時には厳しく指導、育成して頂ければと考えます。特に自然相手のスポーツなので、大きな声でのあいさつなどの礼儀は、スクールの場でもお願いしたいと思います。
  • 机上でのトレーニングもお願いします。レースの駆け引きのところは、机上での練習も重要なのかと思います。
  • 初めての練習方法を海上で言われ、理解できていないケースがあり、事前の説明が重要に思います。

※指導上の課題も見つかったことで次年度の反省として活かしていきたいと考えます。

水辺体験活動に於けるコメント
  • 引き続き各々の開催予定日を早くご案内いただけると、事前に予定調整がしやすく大変助かります。
  • 毎年の安全講習会は海で過ごす時の意識向上にもつながり安心です。
  • 本人は大島合宿復活を希望しております。
  • 夏季強化練習は合宿だと参加しやすいです。みんなで寝泊まりや練習をする事でさらに仲間意識も強くなり貴重な経験ができるのかなと思います。
  • 水辺体験活動では、当スクールの水辺体験活動、プログラム継続に大きな期待を持っている傾向で、未経験者、経験者も、楽しみにしている様である。

※夏季合宿、大島外洋帆走以上、夏期期間は大会スケジュールが詰まっていることで、夏期合宿、強化練習、伊豆大島外洋帆走等の実施が難しい状況がありました。今後は、活動年数、クラス別でのメニュー提供も検討課題と考えます。

大会参加に於けるコメント
  • 焦ったり、張り切り過ぎたり、落ち込んだり、空振りしてしまう事ばかりの大会。「コーチからの声掛け?」と助言するだけでやる気を出す子供達。複雑に考えて、自分らしさがなくなってつまらなくなる負のスパイラル。メンタルコンディションの指導も大切だと思います。
  • もう少しいい成績を残せると思っていましたが、勝てなかった要因を追求して今後の大きな課題になりました。
  • 各々のレベルなどに応じて、動機付けや目標設定(いつ出場するか)を指導していただけると、本人のモチベーションにもつながりますので、ぜひご検討をお願いしたいです。
  • 参加準備など協力できるところはしていきたいので、先生たちからこんな支援がほしいなど、積極的に声を出していただいてもよいと思います。
  • 保護者として、どのあたりまで支援をすべきか慣れない保護者は戸惑いがあると思います。

※大会参加では、クラス別での十分な練習時間の確保が必要であり、どの大会を目指すかを明確に指示することが今後の課題となります。
上級生が下級生の指導する機会を、多く持つことも重要な事と考えます。
また全日本大会等で、上位を目指す選手のメンタル面、競う「競争心」を持たせる必要も感じます。

スクールの評価N=32(保護者回答)

スクールの評価

概ね『大いに満足』『やや満足』という回答ですが、スクール運営には、「これがベスト」はなく、安全に運営することを大前提として日々改善していく必要があると考えます。

あわせて指導者の資質向上も、保護者から信頼感を持てる要素であり、子どもたちの目線で会話していくことの徹底が重要と考えます。

成長に好影響に関するコメント
  • 自然に触れ合うだけで、成長に好影響を与えていると思う。
  • 冬場は寒く辛い時もあるようですが、楽しく通えているようです。上級生や下級生とも関わる事ができ、良い経験をさせて頂き大変満足しております。
  • 自然が相手のために、まだまだ風や波を理解して操船する技術の取得ができていませんが、うまくいかないときに「なぜなんだろう?」と考え、コーチに聞く姿勢が少しだけ出てきたように感じています。
  • 自然を相手にすること、学校以外のいろいろな年齢の友達と付き合うことができることが、非常に良い影響を与えていると思っています。
  • こちらにお世話になっていなかったら、どんなに自堕落な日曜の過ごし方になっていたかと思うとぞっとします。
  • コーチ、年上、年下の仲間たちとのつながりを見ていて成長していると感じます。
  • 自分の意志で行動できるようになってきています。ありがとうございます。今後は、自己アピール、自己主張、協調性が課題と認識していますので、引き続きよろしくお願い致します。
  • 自立心が強くなった。自分もYMFSの一員として、マナーや立ちふるまいに気をつけなければならないという意識になってきたように感じます。
指導者・指導制度・指導方法に関するコメント
  • 中級クラスの子が少ないことと、上級チームに入れてもらう実力が伴わないことから初級チームにいる事に若干不満を本人は持っているようです。 自分の実力が伴なうよう操船技術に対するアドバイス、ご指導を引き続きいただけると幸いです。
  • 本人の性格を踏まえ、とても優しく接していただくと共に、フォロー、サポートをしていただいており、感謝しています。ありがとうございます。時には、厳しい言葉などもあって良いかと考えています
  • 2年目に向けて目標を具体的に細かく設定していただきたいです。まだまだ自分で考える事できないので目標達成のプロセスを説明して欲しいです。
練習日・時間設定に関するコメント
  • 本人は同学年の友達がいないと参加する意欲が沸かなかったようです。本人は半日の活動であってもいいなと申しております。
  • 練習日・時間設定では、学校行事等で参加できない場合、振替を設けることで、対応できている。
  • スクールの運営については、何の心配もなく、子供達を安心してお任せでき、大変ありがたく思っています。
  • いつもタイムリーにご連絡をいただき、また、冬の間の振替えのご対応もいただき大変助かっております。
  • 毎週土曜日が登校日のため、日曜日の終日の参加がつらいことがあるようです。 もし午前・午後別の参加を許容いただけるならば、有難いと思うことがありました。

保護者アンケートから(抜粋)

小学2年1年目生徒の保護者

1年目では、自然を相手にするスポーツで天気の変化に敏感になったようです。集団活動の中で挨拶及び海上で大きな声を出さなければ聞こえない等、身についてきたようです。また道具を大切に使うこと大切さも身についてきたようです。

小学3年2年目生徒の保護者

2年目は、操船技術も身に付き、大会にもチャレンジするようになりました。結果が出なくても次に向けチャレンジする心構えが付いてきたようです。保護者の線グラフでは、大きな変化は見られませんが子どもの行動、意識の中では大きく成長変化がみられた1年と考えます。

小学6年4年目の生徒

全体的に向上する傾向のグラフとなっています。小学高学年になると「自分で考えて行動する」「自主性」「想像性(創造)」が高く現れる数値でした。大会に参加するも「リーダーシップ」「競争心」は低い評価となりました。

中学1年5年目の生徒

中学生になると保護者の評価は、除々に厳しい目で見るようになり、期待も高くなるのでグラフの評価値も年齢に沿って低い数値となりました。 しかし若干の低下がありましたが、大会等に参加する年齢でもあり、「競争心」「想像性(創造)」「自主性」「リーダーシップ」を高める指導で大きく成長できる傾向であると考察します。

高校1年4年目の生徒

高校生となり、目標も明確になり競技者として自らの行動、発言にも責任を感じるようになりました。競技力向上を目指す本人には、「競争心」も高い評価となりました。目標達成のためには、「何をしなければならないか?」等、「自律性」「自分で考え行動する」「思いやる心」「自ら身体を動かす」能力も向上している評価となりました。


総括

「子どもの体験活動の実態に関する調査研究」(国立青少年教育振興機構)によると、子供の頃に「自然体験」や「友だちとの遊び」などの体験が豊富だった人ほど、「もっと深く学んでみたい」という向上意欲や、「人のためになる仕事をしたい」といった社会参画意識、「お年寄りや身体の不自由な人に席を譲る」規範意識などに高い傾向が見られたそうです。

当スクールでも水辺体験学習、セーリングを通し、仲間との活動で個々が逞しく成長することを期待し、末永く指導できる機会を多く持ちたいと考えます。

スクールが指導する体・心・技・海洋知識に関する状況についてN=27(保護者回答)

スクールが指導する体・心・技・海洋知識に関する状況について
  • 8割以上の項目で「あてはまる』と感じている。昨年との比較では、「自ら体を動かす運動」「自然への関心」の2項目で向上した。体力測定(3回/年)の実施等により、小学生低学年から「運動習慣」「自然への関心」が目覚める傾向が見えた。
  • 「自律性」では「よくあてはまる」が前年度と同じ数値だが、「ややあてはまる」を含めると昨年より若干高い数値となる。自律性は、DTI検査でも小学4〜5年生で向上する傾向であり、中学生以上で自己の能力で行動できる傾向があると考察する。
  • 「リーダーシップ」は、「ややあてはまる」が60%以上に増加した。
  • 「表現力・自己主張」は、前年度より低下傾向となった。スクール活動でも表現力・自己主張を強く指導するが、評価としてはまだ現れていない。

過去3年間の経年比較(2013年、2014年、2015年)

過去3年間の経年比較(2013年、2014年、2015年)

過去3年の評価では、「活発な行動力」「想像性(創造)」「表現力、自己主張」が50%台の低い結果となった。文部科学省の体験活動では、豊かな人間性、自ら学び、自ら考える力などの生きる力の基盤、子どもの成長の糧としての役割が期待されている。つまり、思考や実践の出発点あるいは基盤として、あるいは、思考や知識を働かせ、実践して、よりよい生活を創り出していくために体験が必要であるとされている。具体的には、次のような点において効果があると考えられる。

  1. 現実の世界や生活などへの興味・関心、意欲の向上
  2. 問題発見や問題解決能力の育成
  3. 思考や理解の基盤づくり
  4. 教科等の「知」の総合化と実践化
  5. 自己との出会いと成就感や自尊感情の獲得
  6. 社会性や共に生きる力の育成
  7. 豊かな人間性や価値観の形成
  8. 基礎的な体力や心身の健康の保持増進

以上を念頭に、子供たちの目線に合わせた指導を実践する必要性を考える。


活動の評価N=27(保護者回答)

活動の評価
  • 概ね「大いに満足」「やや満足」という回答だが、大会参加に関しては、昨年より「大いに満足」が向上するも、大会に向けての指導・サポートのより改善が必要。
  • 大会参加で同年代と競うことで刺激を受けている。
  • セーリング練習では、前年に強風練習での安全管理と緊急対策に心配があったが、救助船の増隻を行なったことで改善される。しかしクラス別での十分な練習時間の確保が必要と今後の課題となる。
  • 異年齢の交流、指導者に託した練習が良いとの評価とともに、下級生を助ける機会の増加と活動の中での自助、共助が浸透してきたと考察できる。
  • 当スクールの水辺体験活動、プログラム継続に大きな期待を持っている。未経験者、経験者も、楽しみにしている。※夏季合宿、大島外洋帆走
  • 安全講習会の重要性と継続希望も意見にある。

スクールの評価N=27(保護者回答)

スクールの評価
  • 成長の評価では、保護者各自が客観的に成長している印象と考察するが、「少し不満」の回答もあり、指導者のスキルやスクール運営の改善が必要。
  • 指導者、指導制度、指導方法では、セーリング日誌の運用等で、親子のコミュニケーションツールとして活用されていないという指摘があった。また高いレベルの生徒に対し、技量に沿った実践的な指導を期待する意見もあった。
  • セーリング練習をより多く持って欲しい要望もあった。
  • 練習日・時間設定では、学校行事等で参加できない場合、振替を設けることで、対応できている意見、土・日曜以外の休日も練習日として設定して欲しいという要望もあった。

保護者アンケートから(抜粋)

ベーシック/小2女子

天候の良くない日が多い中、モチベーションを下げることなく、弱音やネガティブな発言もほぼなく通えており、継続的にとりくむことの大切さを理解しはじめているようです。また伸ばしてやりたいことのひとつである自己主張、積極性について、練習時に乗りたいと主張することの大切さ、またそうすることでチャンスをえられることを身をもって感じたようで、今後どのように積極性がでてくるのか、楽しみでもあります。

ベーシック/小4女子

寒い時期から始めたものの、スクールに行くことを嫌がらず、帰ってきたあとは、今日は何ができた、何をした、と話してくれます。自主的にノートを作って勉強もしているようで、上手になりたいという思いが芽生えていると思います。

ベーシック/小3男子

入会して間もない時は「ヨットって楽しい」と嬉しそうに話をしておりましたが、ひとりで海上で過ごす時間が増えるにつれ「落ちたらどうしよう」「水が怖い」と言うようになりました。しかし、同じくらいの年齢のお友達が頑張っている姿に触れ、少しずつ恐怖感がなくなっていったように感じます。また、日頃から水泳の練習に意欲的に取り組めるようになりました。もしも落水しても、できるだけひとりで頑張らなければという気持ちからのようです。学校のお友達にもヨットの話をしたり、気象や海の環境問題にも興味を持ちはじめ、ヨットを通して子どもの視野が広がってきたように思われます。

エキスパート/小6男子

目標を高く持ち、少しだけ自分に厳しくなったように感じます。

エキスパート/中1男子

ヨットスクールを通して、異なる学年の仲間とも協力する姿勢がとても向上していると感じます。学校生活でも、だいぶ独立心が育ってきたように感じます。

マスター/小3女子

本人は頭では常に考えて、いろいろとチャレンジをしているようですが、恥ずかしいのか、間違っていると困るからなのか、考えていることや悩んでいることを自らはっきり伝えられない傾向があるように感じております。勝つためには練習をしなければいけない、考えて体を動かさなければいけないことは理解しているはずです。悔しくて涙が出るのは去年と同じですが、それでも一年前と比べると、肉体的にも精神的にも少しは強くなったと感じています。学校でも上級生へ変わるタイミングで、下級生の面倒を見なければいけないという自覚を持ち始めています。ヨットのスクールの中でも少しずつではありますが、下級生の面倒を見れるようになってきているのではないかと期待しています。今年度は2回レースに参加をさせていただきました。最初のミキハウスカップは無風で艇が動かず困り、2回目の秋風は大荒れの中で頑張って戻ってきたもののその後泣き崩れました。少しずつメンタルが強くなってきていると思います。

マスター/中1男子

技術は未熟ながらも実践あるのみ!でレースに参加していましたが、いつもあと一歩という所で入賞を逃していました。しかし先日のレースで初めて入賞を経験し、レースの楽しさを改めて感じ、自分の自信にもつながったようです。小さいながらも成功体験を得られて良かったようです。時にはきびしく、時にはその子その子にあった指導をしていただいているようで、ありがたいです。

エキスパート/小5男子

一年ごとに自立心が目にみえて出て来ていると思います。セーリングを通して自然の厳しさ、大切さ、仲間やコーチとのかかわり方、セーリングの技術向上の為に努力しようとする態度など、プラスの面が多くあると思います。

クラブ/中1女子

勉強、部活、ヨットの3本立ての生活ですが、優先順位を考えて時間を使い1年が過ぎようとしています。体力もついてきて、気持ちも強くなり、目標にむかってやりきる気持ちが行動になって表れて来ていると思います。中学生活も部活もヨットも充実している1年だったと思います。

クラブ/高2女子

この一年はすごく成長した様に感じます。言われなくても手伝いをする様になり、言われた事も時にはそれ以上の事をやってくれるようになりました。あとはもう少し積極的になってくれるといいかなと思っています。


スクールが指導する体・心・技・海洋知識に関する状況についてN=24(保護者回答)

  • 約半分の項目にて『あてはまる』と感じている回答が8割を超える。特に「仲間との協力」は『よくあてはまる』が半数を占める。
  • 「リーダーシップ」についてのみ、『あてはまらない』の回答が半数を占める。
  • 総じて、「思いやり・協力」→「自主性」→「積極性」→「自己表現」の順で成長が感じられるという回答。

スクールが指導する体・心・技・海洋知識に関する状況について(2014年調査との比較・保護者回答)

  • 2014年と2013年調査との比較では、「自律性」「自助、共助」「相手を思いやる」「仲間との協力」「責任感」自主性」「操船技術」「リーダーシップ」等、など17項目中、10項目で「よくあてはまる」と向上が見られました。
    全体でも、ほぼ全項目で「ややあてはまる」においても向上が見られました。
  • 「リーダーシップ」「自助、共助」と自然を相手にするセーリングスポーツでは、子供たちの海洋体験学習の実践で、子供たちの教育的効果を高い評価となりました。

活動の評価N=24(保護者回答)

  • 概ね『大いに満足』『やや満足』という回答だが、大会参加に関してはやや低い値となったことで、大会に向けての指導・サポートの改善が必要と考察する。

スクールの評価N=24(保護者回答)

  • 概ね『大いに満足』『やや満足』という回答だが、各項目で「少し不満」の回答もあり、指導者のスキルやスクール運営の改善が必要と考察する。

保護者アンケートと個人自主性診断の共通項目での比較(個人別)

※棒グラフ(保護者回答)、線グラフ(生徒回答)

  • 保護者と生徒の共通項目の設問では、保護者と生徒個人の自主性診断結果の数値が「ややあてはまる」の中で、大きな違いはないと考察します。
  • 保護者と子どもの回答から、「仲間との協力」が両者とも共通し、向上する項目と考察します。

保護者アンケートから(抜粋)

小学2年生/ベーシック

集団の中にあって、自分が今何をどうすべきかという事を考え実行できるように、少しずつですが、なってきているように見えます。先日、学校の作文ノートに、「ヨットをまた続けたい」「学校の友達を誘おうか迷っている」と、前向きな気持ちを表現していました。

小学3年生/ベーシック

伊豆大島に参加できなかった方々の同日程でのレースの健闘ぶりを聞き、来年は自分もレースに出る!と気持ちをさらに強く持ったようです。

小学4年生/マスター

スクールに通い始めた当初は、練習を大変嫌がり、マリーナに行くのが嫌で練習日は多少ぐずりますが、練習が終わると必ず「楽しかった」と帰って来ています。しかし息子の練習艇が新しいものに替わる旨の話を受け、「船を新しくしてもらったし6年生になってもやろうと思う。早く練習に行きたいな」と発言があり、子供の気持ちも時間とともに随分変わるものだと僅かずつですが精神的に成長している気がしております。

中学2年/エキスパート

ヨットの技術とともに、身体的、精神的成長を感じています。はじめはみんなと同じようにできないもどかしさから、くじけそうになった時もありました。しかし最近、本人も自らの成長を感じているようでもっとうまくなりたいという意欲がみられるようになりました。家でも筋トレをしたり、ヨット雑誌を買って研究したりしています。この調子でさらに積極的に向上心を持って取り組んでいくことを期待します。

小学6年/クラブ

家に帰って来てからは、今日1日の出来事を自分の意見を入れつつ話し続けます。安全教育と人間形成に大きな影響をいただいています。

小学5年/エキスパート

通常の練習や外洋体験、講習などさまざまなプログラムを通して、ヨットの上達はもちろん、普段の生活での成長を感じています。

小学4年生/マスター

強風や波が高い時も、怯むことなく立ち向かっていく、たくましさが出て来たように思われます。よりレベルアップできるよう、クラスごとにコーチの配置をお願いしたいです。

小学3年/マスター

自然に関する知識など、とても興味を持って聞いていました。ライフセービングの体験も良かったです。コーチの方々や仲間との関わりも深くなっていった様です。その中で本人も居心地も良く安心して参加するようになったと思います。

小学6年/マスター

自分のやるべき事をきちんとやろうとしている。人の気持ちを考えて行動できている。人の手助けができる。すっかり逞しく男らしくなったと思います。

小学6年/クラブ

本人から操船技術の事を聞くと色々と新しい事を習得しているのだということを感じます。

高校2年/クラブ

小学生、下級生を自分なりに教える事の重要性について理解するようになり、それもセーリングの一部として楽しめるようになりました。


アンケート(抜粋)

ジュニアヨットスクール葉山では、平成25年度スクール生の保護者に対して、1年間の子どもの成長と今後の指導改善を目的としてアンケートを実施しました。以下は主な結果です。(調査対象者20名)

保護者の意見(抜粋)
小学校2年生/ベーシック

ヨットに乗るのは1人だけれど、協力してみんなで上手になっていくというチームワーク、頑張る力など、成長するのに大切なことを学んでいます。

小学3年生/ベーシック

「嫌だ、つらい」と思う事も色々ある様ですが、友人達と同じ思いを共有していると分かると次回も行ってみようと思う様です。

小学3年生/ベーシック

体力測定でのシャトルランについて、自分で自己目標値を明確に設定し、達成していた。他の競技では見られない努力だった。

小学3年生/ベーシック

夏季合宿では、徹底的なセーリングの反復でヨットに慣れることができたようです。
集団生活で、連帯感、仲間意識が地域を離れた広い範囲の友達と共有できる事や、自分の事は自分でするといった自立が本人の心に育っていると感じます。

小学3年生/ベーシック

トレッキングに海水浴、セーリングの前に海の楽しさや自然に身を置く喜びを体験できたのは、素晴らしい。子供たちは、大島帆走を楽しみにしています。自然に対する興味、親しみ、畏敬、醍醐味、恐怖、安全(身を守る為)の自覚を養う良い機会となったと思います。

小学5年生/マスター

コーチの子供たちへの声がけが絶妙だと感じます。感情的にならなくて大事なことは、ポイントをおさえ、子供たちものびのびと成長しています。いつも、ヨットスクール後の顔は晴れ渡っています。

中学3年生/クラブ

自ら動く事が増えてきた。ムラはありますが、帰宅が遅くなる(両親)時は片付けや食事の準備をしてくれる事も増えてきました。

小学5年生/エキスパート

ウェアや道具について、自分の考えや希望を言えるようになってきました。自己の主張、表現が出てきて嬉しいことです。

小学5年生/エキスパート

一年を通じて海で活動し、また試合に複数回出場したことで、本人も知識・体力・やる気が向上したと感じております。

中学1年生/クラブ

荒れた海から安全に帰り、大雨の中片付けをしっかりしているのを見て、大きな成長を感じました。

小学5年生/エキスパート

気象など自然現象や、海・生き物など身の回りの自然環境に対する関心が高まりました。

中学1年生/クラブ

前日にスクール準備を自分でするようになった。小さい子のOP級出港の際、よく手伝っていると思う。

小学4年生/マスター

周囲の話しや行動を理解し、自ら進んで手伝いができるようになりました。

高校1年生/クラブ

厳しい自然の中でのスポーツにより心身が鍛えられていると思う。中高通して学校を無遅刻無欠席で通えているのもその影響は大きいと思います。

小学5年生/エキスパート

レースに参加する事によって、向上心が見える様になった。又、他チームの友人も出来、競争心も芽生えて来た様に思える。


<図1>子どもたちの成長に好影響を与えていると思いますか?

子どもたちの成長に好影響を与えていると思いますか?

<図2>スクールが指導する体・心・技・海洋知識に関して、現在の子どもたちの状況について

スクールが指導する体・心・技・海洋知識に関して、現在の子どもたちの状況について

アンケート調査から見えること

<図2>では、スクール活動が子供たちの成長にどの様な影響を与えるかについて、17項目に対する回答をまとめました。 『よくあてはまる』と回答が多い項目は、自律性(30%)であり、『よくあてはまる』 『あてはまる』との多い項目は、「生きる力(85% )」、「仲間との協力(84%)」、「責任感(80%)、」「相手を思いやる心(80%)」、「自助・共助(80%)」の結果となりました。

年齢、性別の異なる子供たちが共に活動するスクールから、年間の活動を通し仲間への意識が強く育まれていると考察されます。

『よくあてはまる』『あてはまる』との回答が低い項目は、「想像性(10%)」、「リーダーシップ(0%)」であり、小学生から中学生を対象とした想像力やリーダーシップの育成について、研究していく必要があると考えられました。


<図3>当スクールへの評価

当スクールへの評価

<図4>個別の活動に関しての評価

個別の活動に関しての評価

アンケート調査から見えること

当財団では、4年前よりセーリング指導以外に「夏季合宿」「水辺体験学習」を導入し、幅広い体験学習を行なってきました。<図1>では、スクール活動が子供たちの成長に好影響を与えるかの設問に、75%の保護者が「大いに役立っている」と回答しています。自然と向き合う活動を通し、<図4>では、セーリング練習以外の活動に対し7〜8割の保護者が「大いに満足」と回答する結果となり、子どもたちの成長期における幅広い体験活動に期待する意向が推測されます。

小学高学年、中学、高校と年齢が上がるごとに、積極的に大会等にも参加し、大会準備から競技中まで責任を持って行動することを指導してきました。

保護者のアンケートからも、セーリング技能を確認する機会として、大会参加にも積極的であることが強く感じられました。

また大会参加から、他クラブの選手と競うことで「競争心」、「自律性」、「責任感」も、保護者から成長が見られる評価でもありました。<図2>

学校生活の成長、家族のサポート、そして我々の活動が子供たちの成長の一助となることを願い、より質の高い指導を前年以上に行なって参ります。

アンケート(抜粋)

ジュニアヨットスクール葉山では、平成24年度スクール生の保護者に対して1年間の子どもの成長と今後の指導改善を目的としてアンケートを実施しました。以下は主な結果です。

保護者の意見(抜粋)

韓国遠征の準備を手伝おうとすると、本人が「自分で決めたい」と主張した。自分で考え、行動することの大切さが分かってきていると感じる。

今年は「腕立て伏せと腹筋を毎日やる」と宣言しました。体を鍛えるという意識が芽生えている。

以前と比べてパニックを起こし泣くことが減った。

自分の気持ちを外に出す自信が出てきたように感じる。「僕にはヨットがあるから頑張れる」と話すことがあり、練習や大会での積み重ねが心の支えになっている。

セーリング技術面での上達がみられた1年だった。

セーリングの技術やルールのみならず、子どもたちの生活力向上に資するプログラムにより、本人の成長にもつながっていると感じる。

外洋帆走訓練はとても貴重な体験で、やり遂げたことがとても大きな自信になっている。

大会に向かう意識が少しずつ変わってきている。達成感等の自信から行動力へつながっていくことを期待する。

まだ自分からは外国人と交流できていないようだが、国際大会への参加は大変よい経験だった。

定期的な体力測定があり、日頃の基礎体力作りの大切さを感じる。この一年で腹筋や背筋がたくましくなった。


お子様の成長過程でスクールはどのように役立ってますか?

お子様の成長過程でスクールはどのように役立ってますか?

スクールの活動に参加した感想

スクールの活動に参加した感想

スクールへの満足度

スクールへの満足度

アンケート調査から見えること

当財団では、3年前より通常のセーリング指導以外に「夏季合宿」「水辺体験学習」を導入し幅広い体験学習を行なってきました。アンケートからも当スクールの指針でもある「自主性」「自律性」そして「自分で考え行動する」等、成長が少しづつ見られるようになりました。

また2012年は、海外遠征(3名/韓国)、海外研修(2名/シンガポール)に参加し、海外の同年代の仲間と国際交流を通し、グローバルな視点から参加した子どもたちの成長が見ることができました。

子供たちに多くの体験機会を持たせることで、「失敗」や「成功」を繰り返しながら、確実に成長の糧を得ていると感じています。

学校生活での成長、家族のサポート、そして我々の活動が子供たちの成長の一助となることを願い、より質の高い指導を行なって参ります。

アンケート(抜粋)

2012年3月11日に平成23年度修了式を迎え、保護者の皆様に1年間を通した活動で子供たちの成長についてアンケート調査を行ないました。

統括
小学5年生/エキスパート

スクール参加の前日に自分から支度をするようになった。天気をチェックして風が強いか、雨なのかをTVでチェックするようになりました。

小学3年生/ベーシック

前日の用意、寝る時間、起床、出発、帰宅、かたづけまで考えて行動する様になりました。

中学1年生/エキスパート

風邪など病気にかかりにくくなった。大会では良い成績をいただいたことにより、「頑張ればできる」という「自分に対する自信」が少しついたように思います。

小学5年生/エキスパート

ヨットの技術も上達してきていて、本人も楽しく通っています。いろいろな年齢の子と接していて、ためになっているようです。

小学5年生/エキスパート

子供から大人になりつつあり、少し自分で考えられるようになってきたようです。ヨットを通して成長できている部分も大きいと思います。

中学1年生/エキスパート

過酷な環境や危機的状況、プレッシャーなどに対する対応力が少しづつついてきたように思います。

小学5年生/マスター

水辺教育活動は子供も楽しみの一つなので、これからもぜひ続けていただけたらと思います。

小学4年生/ベーシック

セーリング日記のように、その日に練習したことを全体のミーティングで話し合い、レポートに記載することで、帰宅後、その日の様子が分かり、日々の成長を感じております。

小学3年生/ベーシック

「ヨット」に対する自信を感じさせる会話が、家庭でもみられるようになりました。

小学3年生/ベーシック

「体力測定」「安全講習」「合宿」「外洋体験」「海上参観」など、日頃の練習以外にも貴重な経験、学習、評価が組まれており、素晴らしいと思います。

中学2年生/クラブ

大会中に衝突され沈没寸前の状態で通りがかった仲間が声をかけ、その状況を次のマーク近くの運営船に伝えたことで、その後の迅速な対応ができ大きなトラブルにならなかったということを知りました。
レース中にも関わらずこのような対応をして頂いたシーマンシップに改めて大変感謝しています。そうしたYMFSのスクールでの教育思想にも感謝しています。


前期
小学4年生/ベーシック

仲間と協力して過ごすことによって、仲間意識や絆が深まったのではないか。

小学4年生/マスター

いわゆる「出来る子、たくましい子」ではなくて時折心配になりますが、それでも彼なりにカメの歩みでコツコツと成長した一年でした。

小学4年生/マスター

セーリング技術について父子で話すことがあります。その際に一人前な口調で話す姿がなかなか頼もしい。「学んできているなあ」と感じます。天候、風、波、体調など練習日によってコンディションはさまざまですが、少しずつ状況判断を理解しているようです

小学4年生/マスター

仲間と力をあわせる共同作業が何らかの形でやれているようです。気弱な面もあったようなので、来年度はもっと図太くなって欲しい。

小学5年生/マスター

レースの楽しさと厳しさを体験することで、ヨットへの関心が高まったと思います。

小学6年生/マスター

塩水を嫌がって海よりプールを好んでいましたが、水辺体験後は塩水を嫌がらなくなった。

中学1年生/マスター

沈を繰り返しながらも、少しずつ上達していく手ごたえを感じていたように思います。忍耐強さと体力も身に付いたと思います。

中学1年生/マスター

カリキュラムが盛りだくさんで、バラエティに富んだ経験ができたと思います。厳しいことや、つらいことや、楽しさを通して海やセーリングに対しての親近感を高めたことと思います。

小学6年生/エキスパート

年下のスクール生と接する機会をもつことができ、しっかりしてきたように思います。

保護者の要望

海上練習中に地震・津波警報があった際の避難訓練と、緊急時の場合どう行動するか、保護者ともども意思疎通を入念にはかっていただきたい。


アンケート調査から見えること

本アンケートは、昨年と同様な設問項目に複数回答いただき、1年間で保護者から見た子どもの客観的な成長を集計した資料です。従って数値の多い回答は、多くの保護者が「そう感じた」として回答した数値となります。

当財団では、2010年から日常のセーリング指導以外に「夏季合宿」に加え「水辺体験学習」を導入し、本年2011年も継続した幅広い体験学習を行ないました。活動レポートでもご紹介していますがアンケートからも「仲間と力をあわせて共同作業ができるようになった」とありましたが、ある目標を持ってチームで協力し達成するプロセスが少しずつですが、浸透してきたと感じています。そしてそのためには、「自分は何をしなければならないのか」と自分自身で考えて行動する大切さを、子どもながら少しづつ身についてきたように考察されます。

昨年のアンケートで2番目に多かった「独立心のある子になった」は、「自分で考えて行動する」の回答に代わって感じる保護者が多かったと考えられます。「ヨットの技術が向上した」は、昨年の回答より一層上達したことを感じた結果と考察されます。

昨年はスクール・クラブ生の競技会参加が少なかったことで、同じ年代の仲間と競うことで、「もっと上手になりたい!」「負けて悔しい!」気持ちが仲間同士の練習時間が多かったことで薄れた感がありました。その反省を踏まえ練習中でもスポーツを通し仲間と競うことで、自らの技量や精神面を高め、そして闘争心を育むことができる指導を今後に活かしたいと思います。従って2012年度は、対外試合や他クラブとの交流を多く持ちながら体・心・技・知力をさらに伸ばしていきたいと思います。

競技で上位の成績を獲得することも大事なことですが、シーマンとしてその年齢にあった規範行動、幅広い知識を持って自然に接することができる子どもたちの育成を目指します。


1年を経過して成長や行動変化があったと思われる項目

アンケート(複数回答)

1年間のさまざまなスクール生活から、子どもたちが成長したと感じられる項目を保護者から選抜していただいた結果、下記の内容となりました。昨年(平成22年度)と比較すると、仲間と協力できる子や自分で考えて行動する(主体性)がよくなった回答が増える結果となりました。

2012年アンケート(複数回答)

当財団が実施するセーリング指導と水辺体験活動の考え方

当財団が実施するセーリング指導と水辺体験活動の考え方(2011年)

アンケート(抜粋)

小学4年生/ベーシック

セーリングばかりでなく心肺蘇生法や着衣泳など、海の安全に関わるさまざまなことを学びました。今後、定期的に講習し、身に付けて欲しいことのひとつです。相変わらずのマイペースですがスクールの体験は楽しいらしく、家庭内での会話、話題が増えました。

小学4年生/マスター

さまざまな場面で仲間と一緒に過ごしていくうちに仲間意識が芽生えてきました。自然の中での貴重な体験として本人の中に“何か”が芽生えているのを感じます。

小学4年生/マスター

レースや合宿、外洋航海などヨットを通してさまざまな体験ができ、視野が広がりました。逞しくしっかりしてきた気がします。学んだことは言葉に尽くせないほどたくさんありました。子どもには「自分はヨットで鍛えている」という自負心のようなものが芽生えていることが言動からうかがえます。

小学6年生/マスター

普段の練習ばかりでなく、大島への外洋帆走訓練など、大人でもできないような体験ができました。自信になったようです。

高校1年生/レーシング

自然体験活動は素晴らしいプログラム。今後もスクールの考える「リーダー育成」「シーマンシップの育成」のプランニングを期待します。


アンケート調査から見えること

当財団では、活動レポートでもご紹介していますが、2010年7月から10月の期間に、日常のセーリング指導以外に「夏季合宿」に加え「水辺体験学習」を導入し、幅広い体験学習を行ないました。「水辺体験学習」からは、個の逞しさを伸ばすとともに、グループ活動の中でリーダーを決め、そのリーダーを中心に目標を達成するための必要な資質(リーダーシップとチームビルド)を学ぶことを目的としています。アンケートからも「仲間と力をあわせて共同作業が何らかの形でやれている」とありましたが、ある目標を持ってチームで協力し達成するプロセスが何となく理解されてきたと感じています。そしてそのためには、自分は何をしなければならないのか」と自分自身で考えるようになりました。

通常のセーリング練習では、個性を伸ばす目的として、個々に年間目標を設定し、体、心、技、知力の4項目にポインとを置き指導を実践し、個々の自主、自律、想像性(創造)を高め、セーリングを通し自然と向き合いながら、トラブルや問題点が発生した時に自己責任、自己解決できる生徒への指導を目指しています。

その指導の一環で競技会参加では、同じ年代の仲間と競うことで、「もっと上手になりたい!」「負けて悔しい!」気持ちが、練習でもより頑張れる力、精神力を鍛えてくれます。競技で上位の成績を獲得することも大事なことですが、その年齢にあった規範行動、幅広い知識を持って自然に接することができる子どもたちの育成を目指しています。

また当スクールでは、異年齢の子どもたちが在籍していることで、特に小学生の長時間のセーリング練習は、集中力も緩慢になり指導者の指示も一方通行になりがちです。その中で上級生が下級生をサポートし声掛けを行なう中で、それぞれの水辺体験活動の中で異年齢のチームごとでチームリーダーを決め、楽しくある時には失敗し痛さを直接感じながら、自らの五感で色々なことを感じ学ぶことができてきました。

3月11日の東日本大震災後に、「海上練習中に地震・津波警報があった際の避難訓練と、緊急時の場合どう行動するか、保護者ともども意思疎通を入念にはかっていただきたい。」保護者の要望に対し、専門講師による「講習会」(4/10)を実施、また地震、津波を想定した「避難訓練」(5/1)を行ない、災害に対する避難行動を確認し、緊急時に対する対応を保護者に説明したことで安心を持っていただくことができました。このような、コミュニケーションとしても有効に活用しています。


1年を経過して成長や行動変化があったと思われる項目

アンケート(複数回答)

1年間のさまざまなスクール生活から、子どもたちが成長したと感じられる項目を保護者から選抜していただいた結果、下記の内容が上位ポイントとなりました。

仲間と協力できるようになってきた
7人
独立心(自律)を持つようになってきた
6人
他人を思いやれるようになってきた
6人
競争心が芽生えるようになってきた
5人
自然への興味・関心が高まってきた
4人
体力がつき活発で元気になってきた
4人
自分で考えて行動するようになってきた
2人
責任感のある行動をするようになってきた
2人
仲間から頼られるようになってきた
1人

当財団が実施するセーリング指導と水辺体験活動の考え方

当財団が実施するセーリング指導と水辺体験活動の考え方(2010年)

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