ジュニアヨットスクール葉山

セーリングスポーツを通して子どもたちの成長を
 2017年9月24日

上半期の活動を振り返る「平成29年度保護者会」を実施

保護者会に先立って行われた模擬レース。保護者の皆さんは観覧艇から観戦し、声援を送った

ジュニアヨットスクール葉山では、9月24日(日)、神奈川県・葉山マリーナで「平成29年度保護者会」を実施しました。保護者会は、前期(4〜9月)の活動報告とスクール生の成長確認、また指導方針や運営等について、保護者と指導者の意見交換の場として毎年この時期に実施しています。

今年度の保護者会では、前期のスクール活動を振り返るとともに、「水辺の安全講習」や「大会参加報告」、「葉山マリーナヨットクラブとの共同事業」、「470級ジュニア世界選手権大会でのサポート活動」等の活動についてその目的や成果を報告したほか、前期個別目標に対する到達度や後期に向けた課題等を確認し合いました。

また、保護者会に先立って行われた模擬レースでは、スクール生たちが、日頃の練習成果を披露するとともに、保護者の皆さんは、技術も向上し、さらに逞しくなったスクール生たちに声援を送りました。

保護者の感想

松井清真さん(7歳)/清行さん(保護者)

友人の紹介でこのスクールの存在を知り、入校をほのめかしたところ、本人が喜んで入りたいと意思を示したので決めました。私が学生セーラーだった頃、箱守校長が日本を代表して活躍する姿を見ていましたので、ここならきっとしっかりしていると思ったことも理由になりました。セーラーの経験から、海の危険や怖さを人一倍知っているつもりですが、スクールの安全対策には満足しています。また、通常練習だけでなく、『水辺の安全講習会』などの体験学習機会もあり、安全確保の知識や技術を身につけられます。安全性を担保しながら、セーリングを学び、海を楽しめるというのがこのスクールの魅力です。

中村優介さん(10歳)/美貴さん(7歳)/裕理さん(保護者)

豊かな自然に身を置いて、楽しみながら、感性を養って欲しいと思い兄妹で入校しました。都会の暮らしでは触れられない海の楽しさや魅力を、練習を積みながら知ってほしいと思います。スクールでは、まずセーリングを知り、その楽しさから学ばせてくれます。こういうプロセスを経れば、やる気を失わずに、バリバリと練習や大会に挑んでいくか、または楽しさを追求していくかを自分たちで決められると思います。まだ入校して半年足らずですが、兄の方は趣味をヨットと言いはじめているようです。この調子で長く続けてほしいです。

鳥羽信輝(9歳)さん/史郎さん(保護者)

自由度の高いセーリングを、自主性を重んじる環境で取り組めるので、毎週安心して送りだしています。海を好きな子どもになって欲しいという気持ちで入校させたのは3年前。当初は、練習前にぐずることもありましたが、最近では学校の友達とはちょっと違う仲間たちとワイワイやるのも楽しいようで、自主的に練習へ向かうようになりました。また、入校したばかりの仲間に、自分なりに乗り方を伝えようとする姿勢も見せるようになりました。レースでの試合を重ねて自信がつき始めているのかもしれません。自主性を育む風土の中で、いかに工夫して練習に臨むか、それを自ら考えるようになってほしいと願っています。