調査研究

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大学における障害者スポーツの現状に関する調査 (平成24年度)

調査背景

平成23年度に国が制定した「スポーツ基本法」及び平成24年度の「スポーツ基本計画」の中で、障害者スポーツに関する記述が格段に増えた。特に「スポーツ基本計画」では、「大学においては、競技性の高い障害者スポーツを含めたトップスポーツについて、これまでの指導・研究活動の実績等を活かしながら、高度な練習施設の活用、今後のさらなる競技力強化へ向けてのアスリート・スポーツ指導者等の人材養成や調査研究活動の充実に取り組むこと等が期待される。また、大学の教職員や学生が、アスリートや指導者等として、国際競技大会等に積極的に参加できるような配慮を行うことが期待される」と、健常者だけでなく、障害者も含めたトップスポーツにかかわる競技者の育成・強化、及び指導者や研究者等の人材養成の拠点として大学が果たす役割への期待が述べられている。こうした背景の中で、障害者アスリートの育成・強化のスポーツ環境が、大学においてどのような現状にあるのかを把握するために調査を実施した。


調査概要

調査対象 体育学、スポーツ科学、健康科学等の専門学部等を持つ153大学(167学部・学科・コース)
調査手法 アンケート調査
調査内容 障害者の在籍状況と支援について、運動施設について、入学試験における障害者スポーツ選手への対応について、アスリートの競技力向上について、障害者スポーツ選手の競技力向上における大学の役割・意向について
有効回答 50大学(51学部・学科・コース)
調査確認 平成24年11月10日~30日

委員会の構成

担当理事
浅見俊雄 東京大学・日本体育大学 名誉教授
委員長
海老原修 横浜国立大学 教育人間科学部 教授
委員
藤田紀昭 同志社大学 スポーツ健康科学部 教授
高橋義雄 筑波大学 体育系 准教授
齋藤まゆみ 筑波大学 体育系 准教授
中森邦男 公益財団法人日本障害者スポーツ協会 指導部 部長
兼・日本パラリンピック委員会 事務局長
澁谷茂樹 公益財団法人笹川スポーツ財団 スポーツ政策研究所 主任研究員

調査結果


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