研究チャレンジャーの主な実績

平山邦明氏(第8期生)の研究論文が「Frontiers in Physiology」に掲載されました

スポーツチャレンジ研究助成第8期生 平山邦明氏が取り組まれた研究、「Plyometric Training Favors Optimizing Muscle–Tendon Behavior during Depth Jumping」が「Frontiers in Physiology」に原著論文として掲載されました。

原著論文

Plyometric Training Favors
Optimizing Muscle–Tendon Behavior
during Depth Jumping


題名Plyometric Training Favors Optimizing Muscle–Tendon Behavior during Depth Jumping
http://journal.frontiersin.org/article/10.3389/fphys.2017.00016/full
著者Kuniaki Hirayama, Soichiro Iwanuma, Naoki Ikeda, Ayumi Yoshikawa, Ryoichi Ema and Yasuo Kawakami
論文題名の和訳

プライオメトリックトレーニングはデプスジャンプ中の筋腱動態を最適化させる

英文抄録の要約

本研究の目的は、プライオメトリックトレーニングがストレッチ-ショートニングサイクル(SSC)運動のパフォーマンスを向上させるメカニズムを明らかにすることであった。

健常男性21名をトレーニング群(Tr群、11名)とコントロール群(10名)に分けた。Tr群は、プライオメトリックトレーニングとして足関節のみを用いたデプスジャンプ(DJ)を12週間実施した。その期間の前後で静的最大足関節底屈筋力、アキレス腱スティフネス、DJ中の足部反力、DJ中の下腿各筋の筋活動および腓腹筋の筋腱動態を計測した。

Tr群において、静的最大筋力には変化がなかったが、腱スティフネスは増加していた。ジャンプパフォーマンスの指標としたDJ中の力積は増加していた。ブレーキ(背屈)動作後半においては、下腿三頭筋の筋電図平均振幅(mEMG)が増加し、前脛骨筋のmEMGが減少していた。推進(底屈)動作前半においては、下腿三頭筋のmEMGおよび筋束の短縮速度が低下していた(短縮性収縮が等尺性収縮になった)。また、DJ中の腱の伸長および短縮にはトレーニング前後で変化がなかったが、推進(底屈)動作前半の腱の短縮速度は増加していた。

プライオメトリックトレーニングによるSSC運動のパフォーマンスの改善には、1) 主働筋の腱スティフネスの増加とSSC運動中の筋活動の変化に伴う主働筋の筋腱動態の変化、2) ブレーキ動作における拮抗筋の筋活動の低下が重要な役割を果たしていることが示唆された。


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