研究チャレンジャーの主な実績

牛山潤一氏(第5,6期生)の研究論文が、「Clinical Neurophysiology」に原著論文として掲載されました

スポーツチャレンジ研究助成第5,6期生 牛山潤一氏が取り組まれた研究「 Individual difference in β-band corticomuscular coherence and its relation to force steadiness during isometric voluntary ankle dorsiflexion in healthy humans」が「Clinical Neurophysiology」に原著論文として掲載されました。


題名Individual difference in β-band corticomuscular coherence and its relation to force steadiness during isometric voluntary ankle dorsiflexion in healthy humans
http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S1388245716310033
著者Junichi Ushiyama, Junya Yamada, Meigen Liu, Junichi Ushiba
論文題名の和訳

健常成人にみられる等尺性随意足関節背屈運動中の皮質-筋コヒーレンスの個人差、およびその力安定性との関係性

英文抄録の要約

等尺性随意筋収縮中、脳(大脳皮質一次体性感覚運動野)と収縮筋は、15-35Hz(ベータ帯)のリズムで同期的に活動する(皮質-筋コヒーレンス)が、この同期性の強さには健常者内で大きな個人差があることが知られている。本研究では、こうした皮質-筋コヒーレンスの個人差が個人の運動能力にどのように反映されるかを明らかにすべく、発揮している力の安定性との関連性を検討した。健常成人男女22名に、最大努力30%の強度にて等尺性足関節背屈運動を行わせ、この際に一次体性感覚運動野近傍から脳波を、前脛骨筋から表面筋電図を導出した。得られた脳波-筋電図間のコヒーレンスのピーク値を皮質-筋コヒーレンス強度の指標として、力の変動係数、1-4Hz(デルタ帯)・5-14H(アルファ帯)・ベータ帯のパワーを力の揺らぎの指標として、それぞれ算出した。結果、皮質–筋コヒーレンス強度は、力の揺らぎのすべての指標と有意な正の相関を示した。以上より、力発揮中にみられる脳と筋の同期性の強さは、力を安定的に出力するという個人の運動能力に影響を与えることが示唆された。


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