中間報告会

半期の活動発表、人材交流と学びの場
 2011年7月23日

平成23年度スポーツチャレンジ助成 中間報告会を実施しました

中間報告会を実施しました

7月23日(土)、後藤史さん(第5期生)の帰国タイミングに合わせ、第1回目の中間報告会を実施しました。参加していただいたのは、体験チャレンジャーの後藤さん、西牧さん(第5期生)と、研究チャレンジャーの洪さん(第5期生)。

西牧さんからは、現在のチャレンジの状況報告を、後藤さん、洪さんからは、エリア別活動報告会に参加できなかったため、今回、改めてチャレンジに対する意気込みも話していただきました。

各自の報告後は、「海外挑戦における言葉の習得について」、「女子スポーツについて」というテーマで座談会を実施しました。

中間報告会を実施しました
中間報告会を実施しました
西牧 未央(第5期生) レスリング/選手

西牧未央(第5期生) レスリング/選手今春のスウェーデン留学時に、現地コーチからパフォーマンスの低下を指摘され、帰国後、精密検査を受けたところ不調の原因が判明。

現在は、NTCで競技復帰に向けたリハビリトレーニングに励んでいるが、そのリハビリが功を奏し、以前は気に留めなかった、自身の身体を見つめなおす良いきっかけ(体幹トレーニング)につながっているとのこと。

また、今回の件で、今までを振り返ることができ、レスリング観、人生観など、良い意味で自分を見つめなおすきっかけとなり、レスリング選手としての目標達成に加えて、研究者としての道も極めてみたいなど、自分への期待も膨らんだとのこと。

復帰戦は12月の天皇杯全日本選手権大会。今後の活躍に期待です。

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後藤 史(第5期生) サッカー/選手

後藤史(第5期生) サッカー/選手昨年からスペイン女子サッカーチーム、ラーヨ・バジェカノRayo Vallecanoに所属。

スペインへの挑戦では、チームに溶け込むまで非常に苦労したとのこと。当初は、語学の壁やメンタルな部分でとまどいもあったようですが、現在は、語学勉強の成果と飾らない素直な自分を出すことで、チームに溶け込むことができたようです。

また、今回のなでしこジャパンの活躍には驚きと刺激をおおいに受け、自分が同じ世界の舞台に立ったときをイメージしたとのことです。

大柄な選手と対峙しても、日本代表の長友選手のようなに1対1でも負けない技術やフィジカルをつけることを目指して、今季はスペインリーグで結果を出し、良いアピールをしていきたいと、決意を新たにしました。8月からシーズンイン。チームのサイドバックとしてレギュラー定着を目指し、後藤さんの新たなチャレンジがスタートしました。

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洪 性賛(第5期生)

洪性賛(第5期生)韓国スポーツ科学センターの第10回スポーツ科学研究賞を受賞されるなど、国際学会やポスター展にも積極的に参加されている洪さん。

研究テーマ「無回転サッカーボールの後流渦の動態と無回転キック動作を明らかにし、無回転シュートの実現方法を提案する 」解明に向け、現在、無回転シュートの実現方法を明らかにするための、ボールが蹴りだされる場面を中心とした出発渦の形の分析についてプレゼンを行っていただきました。

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